ECTC英語教室先生:近藤佐知子

スクールBlogスクールBlog

レッスンこぼれ話#2723 TAGAKI Project 2024

2024.09.10

今年度でTAGAKIProject を始めて4回目です。このTAGAKI ProjectというのはmpiのTAGAKI10からAdvancedまでのテキストで学んでいる生徒さんが対象です。通常はレッスンの中でトピックを取り上げてみんなでやっているのですが、もともとこのTAGAKIのコンセプトは自学自習なのです。そこで夏休みに自分でトピックを決め、テキストにそって文を作り覚えて発表する、ということを体験してもらうために始めました。テキスト通りでも構わないし、余裕があればテキストの文にオリジナルの文を加えて独自性を表すスピーチにしてもらいたいと思っています。けれどオリジナルの文をいきなり間違えなく書くことはかなりハードルが高いので、オリジナルの文を考えるときは既習のテキストから文を探し出し単語を入れ替えるくらいのオリジナル文を作る様に伝えています。そして発表ですから発表内容を覚えることと同時に発表態度も重要になります。独りよがりにならず、見ている人によく伝わるように、そして楽しんでもらえるように考えて発表することが重要です。

今年もTAGKAIをやっている生徒さん全員、プロジェクトを提出してくれました。しっかり自分で考えて練って練習してビデオを撮ってもらった生徒さんもいれば、やっつけ仕事的に終わらせた生徒さんもいましたが、それぞれ提出してもらったビデオを私が一本のムービーにして、先週はどのクラスでもこのムービーを見ました。そしてスピーカーへコメント(良かった点と改善点)を書いてもらいました。みんなそれぞれの発表を楽しんで見て、またコメントもしっかりと書いてくれました。人の発表を見ることで自分の発表の振り返りにもなり、また今後のより良い発表へとつながっていくと信じています。

今年のTAGAKI Projectも色々なものがあり、生徒さんの頑張りやオリジナリティの発揮の仕方など、楽しませてもらいました。また「こんなこともできるんだ!」という驚きもありました。学校の宿題が多い中、なんとか提出期日に間に合わせた生徒さん達に心から拍手をしたいと思います。またご協力いただいた保護者の方々には御礼を申します。

スピーチの見せ方として写真や動画を使った生徒さんが多かったです。百聞は一見にしかず、の通り写真や動画を見せると良くわかりますね。けれどプロジェクトが何回か目になっている生徒さんはその見せ方、タイミングなどもっと工夫して欲しいと思います。また安易に動画や写真に頼らずに見せる方法も考えてもらいたいと思います。今回は実際にたこ焼きを食べた生徒さんやおにぎりを作ってみせた生徒さんがいました。工夫はいくらでもできると思います。その工夫にオリジナリティが出てきて、見ている人を引きつけます。

さて、今年の発表者へのコメントで良い点として一番多く挙げられたのが「発音が良い」でした。私としては首を傾げたくなるようなコメントでしたが、恐らくこれは英語の細かい個々の発音ではなく、英語のリズムやイントネーション、アクセントなど(プロソディ)が英語らしくできている、ということを言っているのだと思いました。実際、提出された動画を見ると、みんなリズムやイントネーション、アクセントがちゃんと英語らしいスピーチでした。これは本当に素晴らしい!中学生になるとレッスンでは日本語のように発音したり、日本語のリズムでいう生徒さんが多いのすが、それはわざとやっているということですね。他に「努力が伝わってくる」というコメントもいくつかありました。頑張りへの温かいコメントにじんわりきました。素敵な生徒さんたちです。

今年の経験が今後の学びにつながっていくことを願っています。