スクールBlog
レッスンこぼれ話#3201(レベル8-Tue.)
2025.10.15
Speech Navigator 2では、まずAdvanced Sample Speechを読んでから、Presentation Workbookのプレゼンテーションを見てもらいました。テーマは「好きな音楽」についての発表です。
見終わったあとに「わかった?」と聞くと、KMが”Yes, a little.”と答えました。えっ!?中2レベルのプレゼンが“a little”しかわからなかった!?と思い、つい「少ししかわからなかったの?」と聞き返してしまいました。すると、”Almost.”との返事。「少しわかった」と「ほとんどわかった」では大きな違いがあります。もう一度確認したところ、「ほとんどわかった」とのこと。やっぱりそうですよね。KMなら理解できているはずです。どうして”A little”と言ったのかを日本語で尋ねてみると、「謙遜して言いました」とのことでした。確かに日本では、周りに合わせたり、控えめに答えたりするのが自然な場面もあります。でも、英語を学ぶレッスンの中では、その“謙遜”は必要ありません。西洋の文化では、「わかっているのに、わかっていない」と言うことはあまりありません。もし先生に”a little”と答えると、「理解できていない」と受け取られ、追加で時間を割かれてしまうかもしれません。あるいは、「これまで学んできても理解できていない生徒」と思われてしまう可能性もあります。それは本人にとって何の得にもなりません。むしろ、自信がない印象や、自己肯定感の低さを示してしまい、相手にネガティブな印象を与えることにもなりかねません。レッスンでは、自信をもって自分を表現してほしいと思っています。そして、少しずつ「自分を肯定的に表現する」ことに慣れていってもらいたいです。日本の“謙遜”は素敵な文化ですが、世界ではあまり通用しないこともあります。
英語を通して、文化の違いを理解しながら、自分をしっかり表現できる力を育てていきたいですね。
